灯油窯


これは灯油窯です。

今は、登り窯とこの灯油窯を使って作品を焼きます。

年に1、2度焚く、おっきな登り窯に対して、
こちらはコンパクトで、燃料は灯油。
主に釉薬ものを焼いています。
数年前に中古で手に入れたもの。
昨年から使い始めて、今年は大活躍中です。

昨日は黄瀬戸の素焼き。
素焼きにはだいたい5時間かけます。
つまみと、小さな空気穴があって、
それを微妙に調節しながら少しずつ温度をあげていきます。
700度以上にするんです。
横で見ていたら、ほんっとにわずかにつまみを触る程度。
へ〜、素人にはわからん。

焼いたら半日かけて温度が下がるのを待って、出したら釉薬をかけて、
もう一度焼きます。

森本氏は素焼きする傍ら、釉薬を調合していました。

今日は釉薬かけ、明日は窯詰め。