窯詰めおわりました。

3日かけて窯詰めが終わりました。
ほとんど全ての作品がちょうど収まって、あとは、窯焚き。
もう人の手は加えられません。

今日は私は手伝えませんでしたが
割り木を窯場に運び込んで
窯の入り口でちょろちょろ焚きをして煙を窯の中に通しています。




窯詰めは2回めの経験ですが、
前回とはまた違いました。



それは作品の数やかたちが違うから詰め方が違う
というだけではなくて、
なんというか、
これまでの窯焚きの経験と、今回の窯で作りたい作品のイメージとを
重ね合わせて、作品ひとつひとつと向き合いながら時間をかけて詰めていく
その時にしかできないことをしている。と感じました。



うまく説明できないのですが、
窯のどの部分でどんな焼けが出るか。というのは、大体はこれまでの
経験でわかります。
そこからどのくらいの数をどこに、どのように詰めるか考えるのですが、
窯に火が入ったら、あとは手出しができない。
失敗する部分もあるし、思った以上にいい焼けのものが出る事もある。
だから、次もどうしようか考える。


ほかの仕事やものづくりでもそうだと思いますが、
正解や完成されたかたちはなくて、毎回いいものを作りたいという
挑戦の繰り返しなんだなぁと思います。



もちろん、ちゃきちゃき進めるところは進めるのですが、
1年半ぶりの窯焚き。1つでもいいものを出したいという気持ちは当然ですよね。







。。。写真は今日の晩ご飯、ふつうのカレーです。