備前焼と水
水槽に水を張って、作品を洗います。
この暑さの中、冷たい山の水をず〜っと触っていられる仕事。冷たくてきもちがいい。
形をつくってから、乾燥させ、1200度もの熱で焼かれ、焼きしめられた作品たち。
水をかけた瞬間、命をふきこまれたように輝きます。この瞬間が、たまりません。
器に水を張って揺らしてみたり、
水を流してまた入れてを繰り返してみたり、
じ〜っと焼けを観察したり、
そんなことをしながらしばし備前との対話?を楽しみました。
いつまでもそんなことはしていられないので、あとは真面目にせっせと洗いましたが。。
備前と水はすごく相性がいいです。
備前の花生けは花が長持ちしますし、水も美味しくなるとか。
今の季節、備前焼の鉢にそうめんなんて、最高ですね。